借金にも良し悪しがあります

借金、と言うと一般的には悪い印象が目立ちます。例えば、借金してギャンブルにぶっ込んだ挙句大負けして破産する、というパターンが典型例でしょう。

一方で、多くの会社は何かしらの借金をしています。無借金経営ができるのは限られた会社だけです。また、借金をうまく使え、と言う人もいます。

借金に良し悪しはあるのでしょうか。
あるいは、どういう借金ならば良いと考えられるのでしょうか。

結論を言うと、借金に良し悪しはあります。
また、良い借金とはリターンが確保できる場合です。

簡単な事例で説明しましょう。

例えば、ある会社は年利5%の社債を100万円分発行しようとしているとします。
加えて、返済は確実になされるものとします。

この社債はとても魅力的です。今どき年5%の金利がつく債券はなかなかありません。
ところが、私には余剰資金がありません。このままではビジネスチャンスを逃してしまいます。
そこで私は銀行から年利3%でお金を借りて債券を買いました。

この場合、この借金は良いものということになります。
なぜならば、私はあいだの2%分のサヤを抜くことができるからです。
私は1年後、社債発行会社から利息の5万円貰います。そして、私は銀行に利息の3万円を支払います。すると差の2万円を儲けることができます。ちなみに、一生懸命働いたわけでもなんでもありません。

このように、借金してもリターンが確保できるのならば良い借金ということになります。

が、多くの場合はそうはなりません。

冒頭のギャンブルもそうです。期待値からすると必ず損をします。借金してでもギャンブルにぶっ込むのはおすすめしません。

ひどい話かもしれませんが、住宅ローンもそうです。住宅ローンと言うとクリーンな感じがしますが本質的には借金です。多くの場合、住宅はリターンを生みません。都心の一等地であるとか、建物が文化財的価値を持っているとかであれば別です。そうでなければ、その不動産の価値はほぼゼロだと考えたほうがいいです。

いずれにしても、借金、という言葉に惑わされないことが一番重要なことかもしれません。それが良いものなのか悪いものなのか、きちんと判断できるようになりましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です